未来をクリエイトするデザイナー

「風力で発電する“動く彫刻”を作ろう」と提案した張本人が、実は風力発電についてはズブの素人だった。
 平成8年、プロード最後のピースを埋めたのは、風力発電はもとより、工業デザインとは縁のない画家だった。しかし、単なる創作家ではなかった。スペインで外国人初の展覧会を開いたり、いまだて結い村基本構想研究会のメンバーとしてさまざまな活動を展開するなど、常に新たな道を切り開こうとする“開拓者”だった。
 そのため、全国を行脚し学んでいく過程も苦ではなかった。結果、前人未到だった頂を制した“素人集団”は、風力エネルギーのシンポジウムを開くまでとなった。それでも達成感に浸らず、次なるゴールに向けて走り出している。
「こんなオヤジたちでもできたんだから、大きな夢を持ってもらいたいんです」
 2004年、故郷の今立に匠と一緒に遊び学ぶ「遊作塾」を立ち上げた。プロードでは、風車を使った教材制作の先頭に立つ。これからは、未来というカンバスをクリエイトする。

会 社 名:アルテス・トラストス
業種:企画・デザイン
事業内容:環境デザインの企画、デザイン
       彫刻、絵画作品の制作
       舞台美術などのアートプロデュース
代表者:増田頼保
従業員:2名
設立:昭和61年5月1日
所在地:越前市大平2-4-89
TEL:(0778)43-0717
FAX:(0778)43-0717